もうかれこれ１０年近く前の事ですが、いつもの様にコンタクトレンズの検査に行った時の事です。
４０代に入ったのでそろそろ網膜の検査もしましょうと言われて検査を受けました。
網膜は目の裏側にあるので瞳孔の開く点眼薬を入れて、瞳を開いてから検査をします。
すると予期しない事を言われたのです。わずかだけど網膜が剥離しているから手術をした方がいい、手術の出来る病院に紹介状を書いてくれると言うのです。
目の手術何て日頃から絶対に受けたくないと思っていました。
レーザーで治療する方法もあると言う事でしたが、予防ならいいのですが私の様にわずかでも剥離している場合余計に剥離が大きくなるケースもあると言われました。
結局総合病院で網膜復位術と言う外科的手術を受ける事になりました。
怖くて怖くてたまりませんでしたが、まな板の上のコイ状態でこぶしを握り終わるのを待ちました。
通常部分麻酔で手術は行われるのでドクターやナースの話し声や器具の音まで聞こえるし、注射針が目に向かって来るのまで見えました。
ただ手術後は殆ど後遺症も無く少しだけ視力は落ちましたが網膜も修復されたので受けて良かったと思っています。もしそのまましていたりレーザーで剥離が広がったりしたら今の様に見えていないか失明していたかも知れません。
４０代位になったら網膜の検査を定期的に受ける事をお勧めします。
何より早期発見が大切だと思います。私の様に症状が無いのに剥離が始まっている場合もあるのですから。