母親が膀胱癌でがんの最新治療を受けながら闘病しました。膀胱癌になる前から母は膀胱に痛みがあり、しばしばお腹を押さえ、よく場所を選ばず横になることが多かったです。特に大変だったことは、もう既に姉弟3人とも実家から独立していたので、実家の母親をサポートすることが出来なったことでした。また膀胱癌の治療で入院することになり、それぞれ仕事が終わってから見舞いに行ったりすることも大変でした。母親が抗がん剤を投与され、苦しむ姿を間近で見ることもかなり辛かったです。
姉弟3人、父親を含め4人いたので、全員で励ましあえたことがとても良かったです。また少しでも母親の負担を軽減するために、病棟を個室にしたことも母親にとっても家族にとっても良かったと思います。毎日母は良からぬことを考えてしまいそうになっていたため、誰かが毎日お見舞いに行ったことも母にとっても良かったと思います。あと母以外の家族は当然仕事をしていたため、仕事中は良い意味で母の病気を考えないように家族全員で決めていました。
当然、本人が一番癌になったことにショックを受けていたので、母以外はいつもと変わらないように平然としたことがとても良かったと思います。状況にもよりますが、やはり家族は本人の前では元気にいることが一番だと思います。