私は専業主婦で、普通に主人と子供たちと暮らしていましたが、膠原病というものにかかり入院を余儀なくされました。

病名は全身性エリテマトーデス。通称SLE。ループス腎炎も発症し、治療中です。

30歳になる今の今まで大きな病気はしたことなく、長期入院が非現実的すぎて最初はよく泣いていました。

しかし主人も、子供たちも、私の家族も、それから先生も看護師さんも本当に優しくて。

病気になって、一番人の優しさというものがわかり感動しました。

子供たちも母親がいない分、なんだか強くたくましくなった気がします。

そんな感じで始まった入院生活ですが、いろいろ思うことがあります。

入院したての時は検査ばかりで忙しく、体も痛かったので余裕もなかったのですが、最近ではすべてが落ち着き暇になっています。今楽しいことNO.1は人間観察かもしれません。

大部屋なのでいろんな人の話が聞こえてきてしまいます。今では同室のおばあちゃん達と仲良くさせてもらっています。でも快適に過ごすにはある程度人と話した方がいいと思うのです。

孤独すぎると精神的にすぐ参っちゃいますからね・・。

もちろん病院なので患者さんの苦痛の声、もめてる声、文句をいう声など嫌な部分もたくさん耳に入ってきます。気になるようならイヤホン、耳栓は必須です。

そして、入院して改めて感じたことは病院って素晴らしいということ。

先生、看護師さんをはじめ、薬剤師さん、栄養士さんなどが患者さんのために全力を尽くしてくれています。

特に関わりの深い看護師さんを見てると本当に素晴らしいです。

大変なお仕事なのに常に笑顔でいてくれる姿はまるで天使です。尊敬します。

病気になって病んでいた精神も、徐々に前向きになってきました。悪いことばかりではない入院生活。みんな一人じゃないんだよと声を大にして言いたいです。

PR|宇都宮市で評判のがん検診